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レンタルサーバー選びを失敗しないために確認したい10項目を解説します

ホームページを制作する上で必要なものの一つにサーバーがあります。
サーバーと一口に言ってもたくさんの種類があり、よく「どれを選べばいいかわからない」と言ったお問い合わせをいただきます。

そこで今回は主に個人事業主から中小企業向けに、サーバーを選ぶ際に確認しておきたいポイントと、Web制作を仕事にしている私がおすすめするレンタルサーバーをご紹介します。

「難しいことは良いから、おすすめのレンタルサーバーが知りたい!」という方は、おすすめのレンタルサーバー3つへどうぞ。

サーバーとは、ホームページを公開するためのスペース

はじめにサーバーの役割について軽く触れておきます。

ホームページを公開するにはホームページのデータを保管するスペースが必要となります。
このスペースを提供することがサーバーの役割です。

ホームページを家に例えるなら、土地にあたるのがサーバーです。

サーバーの種類は大きく分けて4種類

サーバーには大きく分けて下記の4種類あります。

  • 共用サーバー
  • 専用サーバー
  • VPS
  • クラウド

今回の記事では初心者向けの共用サーバーというサーバーについてお伝えしていきます。
ここでは各サーバーについては詳しくは触れませんので、興味がある方は調べてみてください。

サーバーを選ぶ時に確認したいポイント10個

予算

何よりもまずは予算かと思います。

安いところは月額100円〜というプランもありますが、容量が少なかったり、機能が制限されていたりでビジネス用途には向きません。

私たちのお客様ですと、月額1,000円〜のサーバーであればビジネス用途にも耐えられますので、おすすめすることが多いです。

ディスク容量

ディスク容量とはホームページのデータを置くスペースの広さです。
目安として私が当ホームページを運営するにあたり契約しているエックスサーバーのディスク容量の状況を公開します。

エックスサーバーのX10というディスク容量が200GBのプランを契約していますが、使用量はわずか約1000MB = 1GB程度です。
このサーバーには当ホームページの他にも複数のブログを設置していますが、それでも使用量が約1GBですので、個人事業主や小規模企業の方はポートフォリオやコーポレートサイトの場合、10GBもあればひとまずは問題ないでしょう。

ただこれはあくまでも目安なので、コンテンツのボリュームが多かったり、写真などの容量の大きいデータを多く利用していると、それだけ容量を使用することになります。
したがってある程度余裕を持たせて、おおよそ50GB以上あれば数年は問題ないと思います。
運営状況によって足りなくなることもあるかもしれませんが、その際はプランの変更などで容量を増やすこともできます。

データ転送量

データ転送量とはホームページに訪れた人とサーバーとの間でやりとりされるデータの量のことで、スマートフォンでいう通信量に近いものです。
ホームページのアクセスが多くなるほど、この転送量も大きくなります。

転送量が上限を超えてしまうと、サーバー側で制限がかかり、ホームページが表示されなくなってしまう場合があります。
これはホームページをビジネスに使用している場合、重大な機会損失に繋がることを意味します。
ただ最近のレンタルサーバーは転送量の上限が大きめに設定されているので、あまり神経質にならなくても良いと思います。

しかし今後数十万〜数百万アクセス規模のホームページを作りたい方や、データ容量の大きい写真などを多用したホームページを作りたいと考えている方は、データ転送量が大きいサーバーを選んでください。

独自ドメイン

ドメインとはインターネット上の住所のようなものです。
URLやアドレスと言ったほうが馴染みがあるかもしれません。
「http://」あるいは「https://」から始まる文字列のことで、ホームページごとに異なるドメインが割り当てられています。

独自ドメインとは

サーバーを契約するとドメインを決めることができます。
しかし完全にオリジナルのドメインというわけではなく、以下のような形のドメインとなります。

例:エックスサーバーというサーバーを契約した場合

http://glatchdesign.xsrv.jp

前半の「glatchdesign」という部分は自由に決められますが、後半の「xsrv.jp」はエックスサーバーの所有するドメインであり、エックスサーバーを契約している方はもれなくドメインに含まれます。
一方、別途取得することで当ホームページのドメイン(http://glatchdesign.com)のような完全にオリジナルなドメインを持つことができます。
このドメインを独自ドメインと言います。

サーバーを選ぶ際のポイントに独自ドメインをいくつ設定できるかを確認します。
一つのレンタルサーバーで複数のホームページの運営を考えている場合、独自ドメインの設定できる数が足りなくならないよう注意してサーバーを選びましょう。

独自SSL

SSLとはホームページでのデータのやり取りを暗号化する仕組みのことです。
暗号化すると、例えばホームページに設置しているフォームなどに入力されるお客様の住所や、クレジットカード番号などの個人情報を第三者によって盗まれたり改ざんされたりなどの危険から守ることができます。
SSL化されたホームページは「http」ではなく「https」から始まるURLとなります。
みずほ銀行ソフトバンクなど大手企業も既に多くのホームページのURLが「https」になっていると思いますので、見てみてくださいね。

レンタルサーバーには「共有SSL」という無料でSSL通信が可能なサービスを提供しているところが多くあります。
ただし共有SSLを利用した場合、独自ドメインの設定をしていても、ドメインがサーバーの所有するドメインとなってしまう為、ビジネスで使用する場合はあまりおすすめできません。
ドメインはそのままでSSL通信できる「独自SSL」というものがありますので、そちらを検討します。

サーバーによっては本来有料のこの独自SSLを無料で提供しているサーバーもあります。
SSL化は既に必須と言って差し支えないものになっていますので、あまりが予算に余裕がないお客様には無料で独自SSLを導入できるサーバーをおすすめしています。

WordPressの簡単インストール

WordPressとは、ホームページを誰でも簡単に更新できるように作ることのできるシステムです。
専門知識がなくてもブログ感覚でどんどん更新ができるので、WordPressでホームページを作りたい方は多いと思います。
業者にホームページの制作を依頼するのであれば問題ないですが、ご自分でWordPressを使って制作する場合、簡単インストール機能があるサーバーを選びましょう。

MySQL

MySQLとはWordPressを動かすうえで必要なデータベースのことです。
MySQLが使用できるかどうかはもちろん、複数のWordPressを運営しようと考えている方はいくつ使用できるかも重要です。
例えばMySQLが1つしか使用できない場合、データベースに余裕があってもWordPressは1つしか運営できないことになります。

サポート

サポートが充実しているサーバーはそれだけで安心感があります。
メールはもちろん、特に初心者の方には電話でのサポートがあると嬉しいでしょう。

セキュリティ

近年DDos攻撃やハッキングと呼ばれるサイバー攻撃がTVニュースなどでも取り上げられています。
これらの攻撃への対策が十分かどうかは、ホームページを安定して運営していく上で重要なポイントです。

バックアップ機能

何らかの原因でホームページが閲覧できず、復旧も困難な場合、バックアップを取っていると安心です。
レンタルサーバーには自動バックアップ機能を備えたサーバーがあるので、自動バックアップ機能付きのサーバーを選ぶことをおすすめします。

おすすめのレンタルサーバー3つ

以上のポイントを踏まえておすすめのサーバーを3つ選んでみました。
基本的にはこの中から選んでおけば安心かなというラインナップです。

サーバーの紹介の後に各サーバーのスペックの比較表があるので、そちらもあわせて確認してみてください。

エックスサーバー(X10(スタンダード)プラン)

個人的に最もおすすめなのがエックスサーバー
当ホームページもエックスサーバーを利用して運営しています。
私たちのお客様もエックスサーバーを利用されている割合はとても多いです。

エックスサーバーのホームページにも稼働率99.9%以上と記載があるように、非常に安定性の高いサーバーです。
当ホームページはエックスサーバーで運営して約2年が経ちますが、長時間表示されなくなるような障害もなく安定して運営できています。

また独自SSLやWebフォントというデザイン書体をいち早く無料で提供開始したのもエックスサーバー。

エックスサーバーを検討する際の注意点

法人用途にはやや向かない

エックスサーバーは高い安定性と豊富な機能で個人事業主の方には圧倒的におすすめできるサーバーです。

しかし法人となると注意しなければいけないことがあります。
スペック的には法人用途でも問題ないのですが、独自SSLを利用する際に、組織が法的に実在することを証明する企業認証というSSLが利用できません。

企業認証SSLを利用したい場合は、後に紹介するシックスコアをおすすめします。

エックスサーバーの公式ホームページはこちら↓

ロリポップ!(スタンダードプラン)

費用を安く抑えたい時におすすめしたいのがロリポップ!
月500円という低価格でビジネス利用にも耐え得るサーバーをレンタルできます。

WordPressなどPHPを利用したサイトを高速に表示する「モジュール版PHP」という独自技術を採用していて、快適な運営が可能です。
またエックスサーバーと同じく独自SSLを無料で提供していてセキュリティ面でも力を入れている点が○

エックスサーバーに比べるとディスク容量が小さかったり、独自ドメインの設定数に制限があったりしますが、それでも初めてホームページを持つには十分なスペックを持ち、特に独立当初でできるだけランニングコストを抑えたい個人事業主の方におすすめしています。

ロリポップ!を検討する際の注意点

安定性にやや欠ける

実際の使用感としてロリポップ!はエックスサーバーに比べて安定性にやや欠ける印象です。
ページの読み込みがかなり遅く感じられる時もありました。

しかし料金面でのメリットを踏まえれば個人的には許容範囲内かなと思いますが、安定性重視の場合はエックスサーバーをおすすめします。

ロリポップ!の公式ホームページはこちら↓

シックスコア(S1プラン)

先ほどおすすめしたエックスサーバーと同じ運営会社で、ビジネス向けに高機能なサーバーを提供しているのがシックスコア
ディスク容量やデータベースの数などは上の2つに劣りますが、ビジネス仕様とアピールしているだけあって、セキュリティや安定性・サポートの充実ぶりがシックスコアの特徴です。

サーバー稼働率をホームページ上で公開していることからも安定性への自信を感じます。
実際にほぼ毎月稼働率は100%
となっています。
セキュリティ面での一番の特徴は、セコムトラストシステムズのセキュリティ診断サービスによるネットワークの脆弱性診断が、3ヶ月に1回行われていることです。
セコムトラストシステムズは警備サービスで業界首位のセコムのグループ企業。

またエックスサーバーのところでも書いた通り、企業認証SSLも利用できます。

セキュリティを何よりも重視されている企業様などにはシックスコアをご提案しています。

シックスコアを検討する際の注意点

ディスク容量がやや物足りない

シックスコアは今回おすすめした中で最も費用が高いにも関わらず、最もディスク容量が少ないです。
コーポレートサイトなどの使用には十分な容量だと思いますが、容量を大きく消費するコンテンツがあったり、メール機能も使用する場合はS1より上位のプランを検討するなどしてください。

シックスコアの公式ホームページはこちら↓

各サーバーのスペックの比較表

エックスサーバー
X10
ロリポップ!
スタンダード
シックスコア
S1
初期費用と月額料金
月額料金 900円 500円 1,800円
初期費用 3,000円 1,500円 6,000円
ディスク容量 200GB 120GB 50GB
データ転送量 70GB/日 100GB/日 70GB/日
独自SSL オプション
ドメイン
独自ドメイン
データベース
MySQL 50 30 5
簡単インストール
WordPress
EC-CUBE
サポート
自動バックアップ オプション
メールサポート
電話サポート
チャットサポート × ×

まとめ

サーバーはたくさん種類があって初心者の方は迷うかと思います。
今回の記事がみなさんのサーバー選びの参考になれば幸いです。